鍵盤変色


これ見ただけで、音もイメージが出来る人もいらっしゃると思います。そうです、国産某メーカーの変色で問題になった人工象牙がありました。あの時代のグランドピアノです。音色もキンキンと固くて、ペンペンペラペラガチガチサウンドでした。

弦も錆びていて、調律もやりにくい。何年か前に久し振りに調律した後、弾かないという理由で、2年空きでコンディションガタ落ちです。最低でも年に1回しないとどんどん悪くなるばかり、、、

時間はかかるけど状態を復活させるために、思い切ってガンガン弦のクセをとりました。結果は◎でした!




アクションを引っ張りだしたところです・・・





調律だけではどうにもなりません!

久し振りにザックザックと針刺し(整音)しました。
音色もタッチ感も復活〜!気持ちいい〜〜!

コメント

  1. あおみどり2010年9月17日 19:31

    こんばんは(^。^)これは・・・かなり感動記事なのではないでしょうか!?ドラマティックなBGMが脳内に流れました。

    中島みゆきさんの地上の星とか。。。。

    自然物の材料の場合はいろいろな問題があったのですね。。。今、普通に象牙鍵盤のピアノ弾いてますけれど、確かに、すこ~し変色はきになりますが、落ち付く感じの変色具合です。

    こちらの写真の変色は、まさに、食べ物が痛んだ時のような「あっちゃ~」と声がでちゃうくらいの色に見受けられますね。。。

    しかし、元の音と、直った音、両方聞いてみたかったです。

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  2. どんがらがった2010年9月17日 21:51

    因みにどんだけ時間かかった?

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  3. あおみどりさん

    >ドラマティックなBGM

    ありがとうございます^^

    >自然物の材料の場合はいろいろな問題

    人口象牙は間違いで、正しくは人工象牙でした^^;本文も修正しております。ややこしくなってすみません。本物の象牙ならここまでひどくならないし、漂白すればいいのですが、この時代のこれは、タッチもガザガザしてきて、削るか交換するしかないのです。

    本当に「あっちゃ~」な状態でした、、、(泣)

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  4. どんがらがった さん

    時間はトータル4時間半くらいかな〜?

    全然足りませんでした、、、
    今後、プラン通り実施出来ればもっと良くなってくるんですけど、、、

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