24年前のピアノ

24年間調律していない新規のお客様でした。知人の方から譲り受けたピアノですが、別の業者さんで見積もりされましたが、予算の都合が付かないことや、業者さんとの食い違いなどもあり、他社をいろいろ調べられた結果、たまたま私に直接依頼がありました。

そこでもし、その業者さんで修理したとしても調律は自分がお伺いすることになっているのです(苦笑)その後、別の知人の方に相談してもおすすめ調律師として、結局私の名前が挙がったらしい(^^;)

その知人の方は私のお客様だったのです。どこに依頼しても最終的には自分がお伺いすることになってしまうと言うびっくり仰天のご縁でありました。これをご縁と呼ばずして何をご縁と呼ぶのか。ちょっと感動です!感謝!感謝!

本日は修理の為にお預かりしていた部品のお届けと、調律、整調でした。想像以上にピカピカにもなって大変喜んでいただきました。今後もぜひ日々磨いていただき次回までキープしておいてください^^。いい音にもなりました〜!

ところで、この時代のものは、まだ、今よりもしっかり作ってあります。28日のブログの見てはいけないものに書きましたが、半年前に調整していてもであれだけ鍵盤の高さが狂ってしまうのに、24年ほったらかしだった当時のものは一回も調整してないと思われるのにもかかわらず、今の現行機種よりも精度が高いとはどういうことだ?

出荷の時点で狂っていないのならば、これは使用している材質の品質低下と、シーズニング(ねかし)不足でしょう。う〜ん

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