見てはいけないもの


ミラバケッソ的素材大好きメーカーじゃないのに半年でこの精度


国産メーカー、新品で購入されて1年。納調は購入した所で実施。前回(半年前)から担当ですが、すでに調律は、ほぼ完全に安定してしまいました。

次回から1年後で大丈夫。だけど、これって目先しか見てない企業ならきっと駄目なんですよね?もう少し音が安定するまでに時間がかかってくれた方が、商売的には良いってこと。

ピアノやお客様にとっては安定するのは速い方が良い。普通に調律した場合、安定するまでに通常2〜3年はかかります。(通常そう説明します)非常に良い調律が出来たのに、お金を稼ぐという意味合いではまずい事をした事になる。でも本当はこれって工場でやっとくべき事ですよね。調律ももう少し安定させた上での出荷であってほしい。(ねかしも)

半年前に調律法を変えてから、新品からその後の変化の確認するには、当然ですが、半年かかりました。結果は、というと、「やっとここにきたゾ〜」と感慨深い気持ちになりました。完全に次のステージに足を踏み入れたみたいです。最後のピースをやっとはめ込んだ感じ。求めてきた場所の一つに来た〜っ!

ちょっとしたパラダイムシフトが自分の中で起こりました。業界の通説というか、メーカーに踊らされている情報、信じ込まされている情報もすべて、ピアノで確認出来てしまったのであります。ピアノは本当に真実を語る。言葉がいかに当てにならないかを教えてくれます。見てはいけないもの、いや、見ないといけないものもを見てしまいました。

仕事が自分に回ってきた理由や、今後のことを考えれば、メーカーのこの姿勢は自分のような立場の者にとってはとてもありがたい事ととらえた方が良いかも

コメント