そもそも素晴らしいピアノなのか?



もう6年くらい前になると思いますが、以前ホームページにあったコラムで書いたことがあります。新規の調律にお伺いしたら、とても素晴らしい調律だったので、誰かと思ってピアノに入っているカルテを見たら自分だったと言うオチ(自慢か?)

今回久し振りに同じことを体験しました。音を出した瞬間、「素晴らしい!調律も素晴らしい!!自分が下手に触るよりも触らない方がいいのでは?」と完全に敗北宣言です。「これは一体誰が調律したんだ?」「ぜひ知りたい!」と思ってカルテを見たら前回が自分だったと言うただのうぬぼれた話です。過去の自分に敗北?ただ単にそのピアノが素晴らしいだけなのかもしれません。

だいたい自分のことを「凄い!」などと持ち上げる人に、本物や本当に凄い人はまずいないというのが持論です。だいたい過去のことや自分で自分を持ち上げる人はすでに終わっている過去の人や、未熟者かたいしたことのない人が多いと思ってもいます。

つまりこの現象は、自分はもう終わってしまったのか?それとも本当に次の次元に突入したのか?それらをこれから検証する出来事になったのです。乞うご期待!

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