素晴らしい仕事


今日は17年ぶりの調律にお伺いしました。前回は、私の尊敬する大ベテランの調律師が担当です。さすがの仕事ぶりでした。

このピアノの状態を見て色々考えることがありました。

人には「与える人」と「奪う人」の2種類しかないと言いますが、その中には、時間、仕事、お金、夢、希望、愛、勇気、自由など、いろいろとあるのでしょう。自分が出来るからといって一人で全部やってしまって、下を育てないのもいかがなものかと・・・。

どうせなら「与える人」になりたいものです。上に立つ人は、そうであるべきだとつくづく思いました。



もちろん音はかなり狂ってはいますが、なんか情熱みたいなものを感じます。17年でこの精度を保っているということは、丁寧に仕事をしていることも伺えます。

ピアノは今はもう倒産している国産のメーカーですが、非常にいい音色とドイツ的なタッチ感とで素晴らしいピアノでした。ご迷惑をおかけしてはいけないので、一応メーカー名は伏せておきます。どうもありがとうございました。

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