少しずつ咲いてきております・・^^
先日防寒対策をさぼって痛い目にあいましたので、今日は少し気合いを入れたのですが、そんなに寒くなかったので、カイロと厚めのあったかい靴下くらいで全く問題ありませんでした。
それよりも、暑い夏を過ごすことを考えたときに、寒いときに調律する時は、ピッチの変動などを考えなければいけません。
あまりに寒いと仮に442Hzで調律しても夏は440Hzまで軽く下がりますから、低くなりすぎないようにどうまとめるか、その辺に気を使います。音叉を手で握って温めてピッチを上げといて、ピッチは完璧璧〜〜!!なんて卑怯な事はしないで、ちゃんとデジタルチューナーなどを使って完璧にピッチ合わせをしましょう!(笑)デジタルでのピッチ合わせはいつでもあまりに完璧で困ります^^;(音叉は気温で簡単にピッチが変動するので今は使っていません)
特に中音の巻き線(銅線)になる手前から何本か上のとこらへんが気温によって変動します。そこを今の時期は高めだと思ってもぐっと我慢して低くしない事が重要でしょう。(湿度の変化が大きいと予測がまたややこしい)安定したピアノなら低音はほとんど調律曲線は狂いません。狂ったと思っているのは、実は本人のコンディションや聴く倍音の問題だったりします。
最先端デジタルチューナーの本領はそんな部分などを研究する事であって、視覚調律だけでは、どうしても冷たい感じのサウンドになります。ユニゾンはほとんどあてになりません。結局、めざす音には聴覚調律は絶対必要だと思っています。
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