SK−3


ついに究極の工具が完成?



アクションを取り出して、立てたアクションの裏側の写真です。この金具がベッティングスクリュー。接点に隙間があってもなさ過ぎ(張り過ぎ)ても音色にもタッチもすごく影響があり、温度、湿度の変化でもしょっちゅう狂います。重要な調整部分です。



ブラックアクション
整調中・・・




SIGERU KAWAIの調律です。前回と調律の工具を変えてみました。カワイのピアノには相性が心配だったのですが、好みの音色で安心しました。お客様は音もタッチもこだわりのある方で、微妙なその違いを感じていただけます。調律の後に弾いていただき、いろいろな響きを確認出来るので、とても助かっております。

道具を変えたことに加えて、ベッティングスクリューというオサと棚板との接点が浮いていたこともあり、締まりのない不揃いのタッチ感になっていて、その辺と一部整調の乱れを修正し、前回と音色とタッチが変わったことを確認していただけました。

サイズ以上に良く鳴って答えてくれるピアノになりました。タッチのばらつき感もなくなってきてホールのピアノのように気持ちよく音が鳴ってきています。また次回が楽しみです・・・。

コメント

  1. シゲルカワイ。。ピアノも凄いですが、なにより、黒光りしている椅子が凄いです。私も、この椅子くらいの幅ですが、もちょっと横幅が長いタイプの椅子が欲しいんですよね。。。最近。

    >タッチのばらつき感もなくなってきてホールのピアノのように

    良いですねぇ。。。あっちのピアノや、こっちのピアノを、調律して頂きたいです。。。

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  2. あおみどりさん

    この椅子は本物も良かったですが、モノクロで撮影したら何とも言えない質感が出ました。

    あおみどりさんの動画のあのピアノを調律したいものです・・・(笑)

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