1年後の消音ユニット



昨年自分が取り付けているお客様宅です。ピアノの音は全体に狂っておりましたが、消音の部分は全く問題なしで安心です。ただ、ペダルの調整をする場合や、乾燥剤を入れるのにピアノの下の板(下前板)を空ける時、このタイプは、そういうわけだかユニットをわざわざ全部外さないといけない構造になっております。

配線がありますのでそこのところも必ず外さなくてはなりません。配線部分を脱着するということは、知らない技術者が触ったり、油断すると壊してしまう可能性が高まるということです。慎重に作業をしないといけません。

ここは、今月発売されたばかりの新製品KS-320はどうなっているのでしょうか・・・。技術的に可能な限りは、なるべくリスクをかけないということはお客様のことを考えたら当たり前のことであり、要改善部分ですね。

コメント

  1. こんばんは

    なるほどですね・・・KORGはそうなんですね。

    私のYamahaの純正サイレントモデルでの話ですが・・・
    下前板をはずすときに、サイレント本体にあたらないように気をつければ、素人でも簡単に外すことができます。

    好奇心旺盛な私は、弦の構造を知りたくって、外してみました。簡単でした。

    まーめったに空けることも無いのですが・・・

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  2. あはは、簡単に開きますからね(笑)開けて弾くと音も変わって面白いですよね。

    これまでの簡単に開かない構造は、設計者側に一応理由があった(ユニット取り外しを面倒だと感じる様な技術者には資格を与えない、簡単に開けられても責任は持てないといった様な感じの)のですが、やはり、時間に追われたりお客様が急いでいるときとか、置き場所によって開けにくい場所だったりとかだと、非常にストレスがたまることも多かったのは事実です。

    単純に「コンパクトに出来るならしようよ」という話です。

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