使い分け



今日のこのピアノには右の道具があっていた。右の道具はきめの細かい『ソフトクリーム』の様な音がします。少し甘く滑らかで、繊細にきめ細かく倍音が響きます。それでいて音は太い。

左の道具は音に深みがでる。そして、音は明るくシャープにみずみずしく潤う音になる。柔らかい音なのに全体に鳴るようになる。こちらはきめの細かい『かき氷』と言った感じでしょうか、、、

どんなピアノにも使えるのは左の方。右の方はピアノを選びます。安いピアノ、古いピアノだと音の深みがなくなってします。上質な音をつくる時や、高級なピアノにはいいのですが、安物だとよりペラペラな音になり使えない感じです。

先日、この道具による違いの聞き比べを調律師とする機会があったのですが、よくわからない人もいるみたいです。確かに、その差は微々たるもの。使っている人しかわからないのかもしれません。むしろ、ピアノの持主さんや演奏者(ピアニスト)の方がわかるみたいです。たしかに、超〜〜ディープワールドです。。。

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