新たな展開が・・・

我が家のピアノが言うことを聞かなくなってしまいました。調律して全く弾かなくても次の日にはすぐ狂ってしまう。そう、プチレコーディングが終了したとたんに超わがままになりました。はっきり言ってやり過ぎなわけではありますが、(調律学校のピアノよりは全然ましですけど)結構去年は調律しまくりましたし(笑)今年に入って以前より落ち着いたとはいえ、ちょこちょこ触っています。

そこで、心当たりがあって道具をドイツ製に変えてみましたが、余計におかしくなったりしました。お客様のところではいい結果が出ているのに「なんだ、なんだ〜?どういうことだ??」というわけで、寝かしておいたNo.7を使ってみました。

結果は「最高!!!」やはりつくりたかった音はこれだ〜〜〜と言うくらいのトータルの響きと、耐久性。わがままは一発で治りました。どれだけ温度差があっても乱れません。タッチも柔和なタッチになり、出したい音色は出せるようになりました。今度道具による違いを録音してみようかな〜〜(笑)

なるほど〜〜弦のクセを取りきったら、新たに次なる問題が出てくるわけですね〜〜
これはとてもいい事を知る事が出来た!!

お客様のところでは、ここまでクセをとりきる事は出来ずに問題がなくても、これだけ触っていると「とある状態」になると思われます。

今年に入って道具による違いはもうなるべく頭から除外して、結局「心」で音をつくるんだ〜〜なんて意気込んでいましたが、(もちろん心でも確かに変わる)誰がなんと言おうとも、調律法、操作法とともに「道具によって導かれる音」というものも確実にあって、しかも弦の状態もタッチも道具によって完全に左右される世界がある事を新たに体験出来た。これはレコーディング体験を通して演奏者の立場で見る事で得た財産でもあります。作曲もアレンジも演奏も、調律の道具が変わっただけで、(もちろん調律師も)とても大きな影響力があります、間違いない!

「調律」・・・なんという奥の深さでしょう。。。

よし、もっと自分を信じるぞ〜!!

コメント

  1. 悪@あがきまくり2010年2月3日 7:30

    その先にもうひとつ大きな壁があって、そこを抜けると元の位置に戻ると思いますよぉ♪

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  2. 悪@あがきまくりさん

    そうなんですか?(笑)もうひとつ壁ですか?
    何回も壁がありますけど、確かにぐるぐる回っていますね〜〜〜

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