温度変化の悪影響

しばらくは暖かかったのに、ここ最近急に冷え込みまして、ピアノも悲鳴を上げているところがでていると思います。うちのピアノも、土曜日に一日中エアコンをつけてトータル6時間ほどウダウダしておりましたが、前日までとその日の夕方ではコンディションが結構変化しておりました。

我が家のピアノ部屋はこの時期、エアコンつけると相当乾燥します。(夏は湿気多い)今日も確認しましたら、土曜日の夕方までは大丈夫だったのに一本音が変なのがありました(調律の変化が原因ではなくアクション(中身)が動いて音色が変わるのが原因)お客様のところでも同じような症状が見られました。(グランドピアノのお話です)

急激な温度変化は寒い暑いどちらにしても良くないです。さむ〜い日(あつ〜い日も)に冷暖房機具で真逆の温度設定で急激に上げ下げするのは(on,offともに)悪影響があります。結露によって金属部分や弦がさびたり、アクションの動きが鈍くなったりします。

自分一人の場合ですと我慢して弾けばいいのですが、ゲストを招いたりピアノ教室などの場合はそうはいきませんので、どうしてもピアノが犠牲になってしまいます。ある程度は仕方がないのかもしれませんが、寒くても(暑くても)設定温度は現状となるべく変化のないようにゆるやかにした方がいいです。(真冬の学校の体育館などは当然暖房も何もないですし・・・)

そうはいっても、我が家の大切なピアノ。夏はあまり効果のない冷風扇(これは冬は加湿器になります)を引っ張りだして、加湿実験をしてみようかな。(電気代食いそう)スチーム式は昔使った事がありますが、かえって良くなかったです。ダン○チェイサーもつけて実験しましたけど環境によっては使えますが、うちでは「??」でした、、、。

ピアノくんも環境に慣れれば結構がんばってくれるので、あまり神経質になりすぎるのもどうかと思いますが、全くおかまいなしなのも問題ですね。そこそこの精度の温湿計は必需品。

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