最後の詰め













木部の柄と金属の部分のセッティングが仕上がったら、最後の詰めは先っぽの部分の選択です。

XS S M と長さがあるが、短すぎるとピアノによっては柄が当たってしまうのもあるし、工具メーカーによって同じ角度でも微妙に違う。個人的には長い方が操作性は好きだが音がややぼやけてしまう。短いと操作性は犠牲になるが音はしゃきっとする。どっちをとるか?

8年間使い慣れた長めのよりも使い始めて6ヶ月しか経っていない短い方が最終的には思い描いた音色に近い。

Y社に完璧にマッチしたチップ(先の先っぽ)を使うとK社には緩すぎる。K社に合ったものを使うとY社にもまあOK。結局6ヶ月使い続けた組み合わせのものが最後まで残った。ここの部分は落ち着くところに落ち着いたようです。

全く同じ規格のものでも個体差があり、仕上がる音も微妙に違う。最後は自分の好みの組み合わせで完成しました!

今の調律法にも去年までの調律法にもどちらも試す事が出来た。どちらもかなり自分の理想(好み)の音。強く温かく伸びて太い。

調律棒もどうやらやっと最終局面を迎える事が出来そうです^^

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