スタインウェイS-155

スタインウェイのコンパクトなグランドですが、これは良く響きます。

先日調律したあと、10日以上ネカシをして整調など細かい調整をしました。音が前回よりこもってて「えっ」と思いましたが、原因はすぐ判明しました。前回は移動後すぐ調律だったのですが、環境がかなり変わったので、また狂いますから、ひとまず問題ないように仕上げると言うもの。

その後の温度、湿度などの環境の変化により、特に整調関係は必ずおかしくなるので、急いで仕上げても、特にスタインウェイの場合はろくな事はありません。あとでやり直すことになり後悔することになります。焦りは禁物です。案の定、予定(読み)通りに鍵盤下(オサ)が浮いてきてたので、整調からじっくり実施。

「はやく〜!まだか〜?」「安くして〜」その他の余分なしょうもない一言がないだけで、どれだけ快適で、集中出来て、ピアノも良くなることか・・・

あと一回慎重にやりますので、今回も一通り調整しただけです。調律はもう一度クセ取りからすべてやり直しました。かなり鳴りが良くなったと思います。前回とは「別モノ」です。もう一度じっくりゆっくりと実施すれば、かなりの状態に仕上がりそうで楽しみです^^

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