ボストンGP-163

ボストンのグランドです。

お客様の好みの音ならBの道具が近いだろうという事で、夕べ20グラム重く微調整していた物を使用した。新しい調律法においてはたったの20グラム増で操作感も音も変わります。やや、高音がきつくなる。修正前の段階で一番この道具に欠けているものは調律の持続性(保持力)です。音色、響き、タッチ感はいい。

20グラム増でもこのピアノではいい感じだったが、他のピアノのことを考えて帰宅後あと10グラム追加した。トータル30で、音色も多少は変わるけど、持続性はもっと良くなるはずです。音色も比べなければ全く分らないくらいの変化でひと安心。重量バランスは命です。

ひょっとしたらタッチ感も変わったかもしれないけど、さすがに1台やってみないと分りません。その先は道具ではなく技術でカバーしないと駄目でしょう(^^;

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