オリジナルピアノ椅子レポート11 2009.7.01



一見何の変哲もないこの椅子、角度によっては「なるほど〜」です。

椅子レポートもまとめて一旦終了したいと思います。
オリジナル椅子レポートの前にから(一番下から)
順番にご覧になる事をお勧めします。

特徴や感じた事
○誰が弾いても椅子で姿勢、力加減が変わり、音色も変化する事が確認出来た。
○脱力が出来るので指が良く回り、速い曲も楽に弾けるようになる。
○この椅子でずっと練習していて、他の椅子で弾いてもいい音を出すようになった。
○傾向として音が粒立ち暖かく深みのある音色になる。
○長時間弾いても疲れにくい(心地よい疲れ方)
○普段から脱力が出来ていると思われる演奏者でも音色は変化する。
○何度説明しても脱力が理解、修正出来ない生徒さんとかでも矯正の可能性を感じる。
○元の椅子に戻っても脱力の矯正効果が感じられる。
○座っただけで安心感、安定感を感じる。(これは自分の楽器を持ち歩けないピアノの特徴から演奏会などでは大きなメリットだと思う)
○ハンドメイド製品である。
○中古椅子ベースと新品椅子ベースがある。(背もたれ付きも可)
○色や生地の指定などある程度のオーダーが可能。
○コンサート用(コンサート用としては安い)として制作しているが、レッスンにも練習にも非常に効果的に使用が出来る。
ピアノに限らず、弦楽器・管楽器・声楽の方にも同様の効果を得られるとのこと。
開発段階ではなくすでに製品(作品)としても完成されたものであるということ。

とても素晴らしい発想の製品で、姿勢や脱力の矯正効果もあり、更なる可能性をすごく感じる椅子だと思います。

ひょっとしたら演奏会で演奏者や曲によって椅子を使いわけたりするような時代が来るかもしれません。

今後しばらく使い続けて気がついた事などがあればまたレポートをしたいと思います

椅子のお問い合わせ blog@pianotot.com

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