ピアノの先生7人で弾き比べ実施
自分が弾いて感じた事と他人の演奏を聴いて感じた事とでアンケートに答えていただくことが出来ました。
アンケートの一部を紹介させていただきますと、他人の演奏を聞いた感想では、演奏者によって変化に大小はありますが、誰が弾いても椅子によって確実に音色が変わる、その音色はあがき椅子の方が、芯があり、音がはっきりとする、音がクリアー、音が粒立って聞こえる、メロディーが引き立つ、まとまった曲に聞こえる、音が透明なのに柔らかく優しい音、一音一音しっかりと粒立って聞こえる、などです。
一方、ご自身で弾いてみた感想では、お腹に力を感じた、いつもお腹や足に力が入っていないことがよくわかった、腕の力加減が自然に出来る感じがある、指が回りやすい、体が自由に使えて楽しく弾ける、オクターブのトレモロや速い音符が弾きやすい、というご意見をいただきました。
あと、バッハは弾きにくい、弾く曲によって使い分けしたい、といったご意見もありました。演奏者によって感じ方は様々でしょうけど、ほぼ共通のご意見で、好評でした。自分が感じた事と皆様のご意見は、ほぼ共通しています。独/米式の調律に変えたときに感じたブリリアントなのに柔和といった変化にとても似ています。これは、ピアノの生まれた欧州の音色に近づくとも言えるのではないでしょうか。椅子とプラスして、独/米式調律法も実施すればサウンドは相当変化する事と思います。
自分自身、2週間ほど使ってきてこれまでに強烈に感じた感想は、自分の演奏はもちろんですが、他人が演奏していて聞こえてくる音でも、それがとなりの部屋でも、あがき椅子の音の方が、心地よくて、聞く方としても気持ちがいいという事です。真近くで聞いたときには低、中、高音の音の混ざり具合が良く暖かい音色で倍音が増えたように感じました。
気になるのはやはりお値段。いくらなの?背もたれ付きはあるの?練習用には安い方が良い、現段階で開発中なのか、製品として完成したもなのか?どこで手に入るの?などのご意見もありました。取り急ぎのレポートです〜〜!
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